2010年05月25日

工房で使用している漆について


国産漆専門工房「和うるし工房あい」では、最初の木地固めから下地〜上塗りまですべて、国産漆のみ使用しています。

●岩手県産漆(浄法寺漆)
2002年〜2009年 漆掻き職人の大森俊三さん、大森清太郎さん、大森貴太郎さん、大森正志さんが採取された漆。(盛辺、末辺、裏目)
松本和明、宮崎佐和子が2000年に採取した漆。(初辺、盛辺、遅辺、根漆)

●茨城産漆(奥久慈漆)
2006年〜2009年 茨城の漆掻き職人、飛田祐造さんが採取された盛辺の漆。


●徳島県産漆(阿波漆)
2001年、松本和明が徳島県三好市山城町で採取した漆。

●香川県産漆
2003年、松本和明が香川県木田郡三木町で採取した漆。
2005年、松本和明が香川県高松市内で採取した漆。

●高知県産漆
2004年、松本和明が高知県長岡郡大豊町で採取した漆。


「日本産の漆ならすべて高品質」というわけではありません。
工房では、松本が目利きした、国内でも最高品質の漆のみを仕入れております。


※2006年からの工房に届いた漆の詳しい内容は、工房に届いた漆 をごらんください。


大森さん2008年 盛辺漆/1貫目
posted by * at 11:49| 和うるし工房あい